数ヶ月ぶりの更新です。
大晦日なので少しだけ今年を振り返ってみたいと思います。
出不精で人見知りで、人付き合いの苦手な私が、こんなに人に会ったことはない!というくらい、沢山の方にお会いした一年でした。
もっといえば、この半年のことです。
美術好きの方々が、続々と「今年のベスト10」をブログにUPされています。
いつも楽しく、興味深く拝見している皆さんのブログですから一年のまとめになると、きっと素晴らしい充実ぶりでしょう。
そこで自分の、となると頭を抱えてしまいます。
まず、見ている展覧会が少ない。
手帳を見返しても、これだけか、と。
ですから、今年は一番印象に残っているものをひとつだけあげることにしたいと思います。
それは、横浜美術館で見た、高嶺格「とおくてよくみえない」です。
見えるものと見えないもの、私と他者、空間にただようただならぬ空気。
横浜での観劇の前にちょっと寄った、そんなゆるい頭をぐらんぐらん揺すられた展示でした。
震災後、とにかく極力意識を殺して仕事をしていたので、3月はとにかくぼんやりしていました。
今も、1、2月の記憶があいまいです。
この展覧会は2月末に見ていて、とても印象深いです。
震災後でいうと、ブリジストン美術館の常設で見たザオ・ウーキーで、ぱちっと覚醒した感がありました。
震災後、不安な上に、見えない悪意に(それも、いまになれば、その人たちの心には不安があるからなのだと思うのですが) 押しつぶされそうになっている時期に、Twitterを通して起こったあることに、そこに参加している方々同様に私もホッとしたし、助けられました。
自分の力は微々たるものだけれど、できる事があるのならこれからも頑張ろうと思った一年でした。
来年がどんな年になるのかはわからないけれど、肩肘張らずに生きたいなと、この大晦日に思っています。
今年お会いした皆様、ありがとうございました。
また来年もよろしくお願いいたします。
来年はもう少し、美術館にも劇場にも行きたいです。
よい年をお迎えください。