先日、大地の芸術祭へ行って来ました。
”行ってきました”と言えるほど作品を見たわけではないのですが。
毎回、行くか行くまいか悩み、結局行かずじまいだったわけです。
今回も日程的にも交通の手段としてもなかなか難しいなぁ〜と二の足を踏んでいたのです。
友人が行った話を聞き、とりあえず行ってみるか!と決めたのは数日前のこと。
楽な道を選択し、バスツアーを予約。
翌日は、山口晃さんのトークショーが行われる新潟県立近代美術館へ行くことにして、
妻有は一日のみにしました。
ツアーは数種類設定されているのですが、見たい作品を考えたときに、やはり塩田さんははずせないと思い南回り②を選びました。
越後湯沢駅に降り立ったとき、外は雨。しかも霧まででていて、手で雲を払うように大きく振って”晴れろ〜”と気をおくったりして。
バスは十日町まで行き、そこで受付。
その頃には雨があがっていましたが、まだまだ雲が多かったです。
ずんずん山道を登っていきながら、車内から屋外の作品もチラッと見る。
ボランティアの”こへび隊”の方が説明してくれます。
『いけばなの家』では、作家さんもいらして、一階奥の部屋の藁の敷かれたベッドみたいなものを
”風神の寝床”だと、そこに座っていた男の子に説明していらっしゃいました。
『脱皮する家』は人気があるようですね。とても混んでました。
お隣の『コロッケハウス』の手前で、実際にコロッケを揚げてふるまってくれていました。
”志”を箱に入れて、頂きました!
この土地で取れたカボチャを使ったコロッケ、美味しかったです。

ガイドの方がしきりに心配していたのは、星峠を通る頃に霧がはれているか、ということでした。
せっかくの棚田が見られないとかなしい〜というわけで。
快晴とはいきませんでしたが、棚田はきれいに見えました。
私は見ていませんが、NHK大河ドラマ『天地人』のオープニング映像に出てくる棚田はここの棚田だそうですね。
確かにきれいでした。
ツアーによっては、ここで下車するものもあったと思います。

『黎の家』墨で黒く塗られた家。
ここでは食事ができます。
食事中のお客さんの邪魔にならないように奥まで入っていって見ます。
壁には彦坂さんの作品がありますが、色が〜色が〜鮮やか!
ごはんのいい匂いがして、美味しそうでした。
ガイドさんによると、この家、オープン当初は、まだ黒く塗られていないところが一箇所だけあったそうなのです。
それは、雨戸。
雨戸を引き出すと、もとのしろっぽいままだったそうです。
この時にはもう黒くなっていたようですが、これで、作品としては完成ということでしょうか。
この辺の家には、屋根に上るはしごがつけられています。
豪雪地帯ならでは。
家の玄関も、高い位置にありますしね。
同じ県内でも、私の実家はもっと平地なのでそれほど雪が降りませんが、それでも私が子供の頃は雪下ろしをしていましたし、お正月には確実に雪が積もっていました。
今はお正月に家の周りに雪が積もっているのはまれです。
温暖化なのでしょうね。

『夢の家』
夢を見るために全てが造られた家。
4部屋あり、寝袋を着て”ベッド”で眠ります。
翌朝目覚めたときに、どんな夢を見たのか、夢の本に書き込みます。
時間が無くて、夢の本はあまり読めませんでしたが、ベッドには寝てみました。
みどりの部屋はとくに何ともないのですが、赤い部屋は鮮烈。
写真はベッドの”中から”見上げた窓です。
しかし、昼間だからこの色ですけど、太陽光の無い夜にはどんな感じになるのでしょうか?
田舎の夜は真っ暗なので、それだけでもこわいのかな?
私はけっこう落ち着きますけど、暗いの。
この中で寝ていたら、外側にいた方が写真を撮りましょうか?と言ってくれたのでお願いしたのですが、後で確認したら撮れていませんでした・・・残念。

『記憶の家』の後、バスに戻ろうとしたら、数人が乗ったところで、別の車が通るために移動したらしく、戻ってくるのを待つ間、近くをぶらぶら。
そうしたらさびれた神社、の境内にベンチとジャングルジム。
この配置の不思議さに思わずパチリ。
最後に寄った公民館では、『かき氷マウンテン』の写真が展示されていました。
作家さんもいらっしゃいましたが、長年の夢だったそうですよ、屋外で雪をかき氷みたいに山にしてかき氷のシロップをかけて食べるのが。
私も子供の頃、雪食べましたけど、決して美味しいものではないのですよね、ほこりっぽいし。
でも、写真に写る子供達はとにかく楽しそうでした。
この日はかき氷を振る舞って下さっていたので、こちらも遠慮なく頂きました。
かき氷マウンテンをながめながらかき氷を食す、なかなか楽しかったですよ。
それにしても、マンゴーとか抹茶とか、今やかき氷シロップはいろんな味があるのですね。
私は、かき氷といったらイチゴ!です。
ブルーハワイも好きですけどね。
この日は長岡泊。
近代美術館での『ネオテニージャパン』と、山口晃さんのトークショー&サイン会。
仕事の為夕方には東京にいなければならなかったので、トークショーのみで帰ってきました。
サイン欲しかった〜。
山口さんは映像で見たり、雑誌で拝見するのと同じく、サービス精神旺盛なチャーミングな方でした。
近代美術館での感想は別記事にしたいと思っているのですが・・・いつになりますやら。
須田さんの雑草がとても愛おしい存在感を発揮していたことだけ書いておきます。