ブログ放置してしばらく経ちました。
その間にもいくつか展覧会に行ったり、トークを聞きに行ったりしておりました。
最近では、畠山直哉さんと港千尋さんのトークが良かったです。
畠山さんの撮影日記みたいなものがとても興味深く、もっと見たい!と思いました。
そんな私の今日をさらっと。
午後からまずは、会期終了間際の近美「建築はどこにあるの?」
楽しさはアトリエ・ワン、
圧倒されたのは中村竜治、
気持ちよさそうなのは中山英之、という感想です。
草原の大きな扉あったらいいな、と思いました。
最近"パラレル・ワールド"という言葉が気になっていて、この扉による日常と地続きに存在するパラレル・ワールドみたいで気になる空間でした。
常設展には、小林古径「茄子」、奥村土牛「胡瓜畑」など、涼しくなるような絵がありました。
香月泰男「釣り床」も、なつかしい夏休みを思い出したり。
次に、東博へ移動してまずは常設展。
抱一が目当てだったのだけど、河鍋暁斎「山姥」から、しばらく目が離せませんでした。
着物の柄の描き込み、柿のへたの気味悪さ。
金太郎と犬が引き合う竹のねじれ。
濃すぎてめまいしそう。なのに、何度も戻って見入ってしまう。
二階に展示されていた絽の着物の涼やかさと美しさにも見入りました。
あの色の合わせ方!思わず写真をパチリ。
休憩後、平成館で「誕生!中国文明」
導線がよく考えられてるなぁと感じたところがいくつかありました。
振り返った瞬間や曲がった先で視界に入るものにドキッとさせられて。
特に37「編鐘」
照明によって出来る影を展示空間の中に効果的に取り入れていて、まるで舞台美術を見ている様でした。
この中でならどんな演目がいいかな?コンテンポラリーダンスかな?などと、妄想していました。
この鐘が鳴り響くとどんなだろうか?という妄想も。
楽しいな。
さて銀座。
束芋「ててて」@ギャラリー小柳
先日、書店で「惡人」をパラパラと見ていて驚いた事がある。
それは、束芋さんのドローイングと小説から抜き出した言葉の断片が作り出すうねりみたいなものが、初めて小説「悪人」を読んだ時に感じた皮膚感覚に似ていたから。
もともと吉田修一の小説が好きだし束芋は気になる作家だけれど、新聞連載の小説を購読するまでは・・・と、単行本になってから読んだ。
新聞連載が単行本になる時の常で、挿絵は単行本に載らないので、束芋の個展で見たのみ。
それが"絵本"という形で目にした時に、相互が影響しあって作られた感覚がこの小説にはあるのではないかな、と思ってしまった訳です。
前置きが長くなりましたが、いまの個展では「悪人」の豪華本が展示されていました。
8点(今日の時点で2点残っていました)のうち一部が展示されているのです
が、脳みそに指と髪が絡む様に、この個展内で一番の美しさを感じました。
表通りに出て、POLA ANNEXへ。
作家、桐島洋子さんが収集した"生活で使える"骨董を展示しています。
器類の美しいこと。
"今までの時間の上に、私の分の時間も重ねて次世代に渡すのが使命"
かっこいい女性です。
一階のお店には入ったことがなかったのですが、壁際に見えたコサージュらしきものとバッグが気になり店内へ。
フラワーアレンジなどをなさっている女性が始めたブランドのようで、カゴバッグなのですが、コサージュやリボンがあしらわれていてとても女性らしい。
そして、色合いや、さりげなくあしらわれているビーズ、石などのセンスがいい!!
お花やリボンといった、可愛らしいけれど使い方を間違うと若作りすぎたり安っぽくなりがちなアイテムが、ほんとに素敵にデザインされています。
今流行りの"大人可愛い"感じと言ったらわかりやすいでしょうか?
自分では着こなす自信は無いのですが、こういうのがさりげなく似合ったら素敵だろうと思います。
目の保養になりました。
その後、四丁目の交差点で日比谷方向を見たら、夕やけがきれいで、思わずそちら方向にしばらく歩いたらエルメス前へ。
あれ?桑島さんはもう終わってしまったのかぁ〜(遠くからでも明らかに違う雰囲気)、とウィンドウを見ると、これは金氏徹平さんでは??白く溶けてますし。
楽しい午後でした。
明日は見たいもの聞きたいものが何でか、重なりすぎています。
そして友人のウエディングパーティーまであります。
真剣に、体が3つ4つ欲しいです。